スポンサーサイト

  • 2011.01.15 Saturday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


実験式は無意味か? 〜統計的に導き出された結果を考える〜

 統計的に近似式(重回帰)や効果(実験計画−含むタグチメソッド)量を出していると二つの困ったことが時折起きる。
1.この場合(実験したパラメータの範囲外ーしかもおおきくー)では成り立たないから結果はおかしい。
2.この結果がでたから、この場合(同上)にも使おう
 正直どちらもおかしい、時折理論的にただしいならどんな場合でも使えるのではないか?といわれることもあるが、工学の場合適当なまるめを行っている。たとえば力学、厳密に完全剛体などあるわけないが、おおむね使えるということである。すこしでも広い範囲で成立させるためにはそのような実験を行う必要がある。
 そこでふっと思いついたのが、”タグチメソッド(品質工学)”で誤差因子を取る理由の一つか!
すこしでも広い範囲で成立させるようにということか!と考えた。

統計と品質で面白いサイトを発見 〜このサイトはすごい〜

 たまたま、環境と品質のためのデータエンジニアリングというサイトを発見しました。
一つの考え方によるのではなく、いろいろな考え方(品質管理・品質工学・信頼性工学)などいろいろなことを言及しているサイトです。私も学ぶことが多かった。

図面と加工と計測 〜図面どおりのものは作れるか?〜

 以前、図面どおりにものをつくるべきだ!という議論をしたことがある。図面どおりのものというのが出来るのだろうか?
 大昔に読んだ本で、試作では合格したものが生産ラインに乗せた途端不具合が多発したというのがあった。このときは研削の方向が試作と量産で90度異なるため焼きついたということだった。そこで対策として加工方向を図面に入れるとしてしまった場合はどうであろう?
 すべての設計者が加工について詳しくしらないといけなくなり、とてもじゃないけど無理な話だろう(出来る人はいるが)そこで、ラインの計画を立てるひとはそういった機能を考える必要がある。
 たとえば普通の円である。直径xmmとしたときにその中心をどう置くか?機能を考えて加工方法を考える必要がある。また、計測においてもどうやって計るかはきわめて重要である。
 以前経験したのだが、図面は仮想的な中心を決めて、いろいろな寸法を定義している。加工機はその仮想的なものを実機に落とし込む、計測は?以前この計測と加工機の基準の取り方がそろっていなかったため、どうしても精度がだせなかったことがある。非常に難しい。

偽相関のいろいろ 〜こんなのあり?〜

 偽相関という言葉があります。
これはAが増えればBが増えるという関係において実はなにも意味がないということです。
これを間違えるとBをコントロールするために、Aを変更してもなにも変化がないことになります。
 たとえば、メタボ(体脂肪率が高い)な人間は給料が高い。これは年功序列の給与体系はまだあるため、どうしても若手より年齢が高いほうがメタボかつ給料が高くなります。まちがっても旦那さんや自分をメタボにしたところで給料はあがりません。
 すずめの数が増えると人口が増える。これは、市町村合併でどんどん面積が増えていくとすずめも人口も増えます。まちがってもすずめにえさをやることが少子高齢化にはなりません。
 背が高いと算数の成績がいい?そりゃ小学校1年と6年に同じ問題させたら、6年のほうが成績がいいでしょう。

 統計的に関係を見ることができても、実際にそれがただしいかどうかは固有技術によるということです。

生産性向上と失業率上昇

  産業構造の変化には悲劇が付き物ではないか?そう思う、テイラーも向かない人をクビにするという表現がある(向かない仕事から向く仕事への配置転換という表現もあり)農業の生産性向上があったために、農家はどんどん減っていき、零細農家は農業だけで生活できないし、下手をすると農具の減価償却が精一杯という状況らしい。石炭→石油への転換もあった。
 農業に関して言えば補助金+先送りで世代交代と共に徐々に人口が減少していった。石炭のときの雇用促進住宅は今も名残がのこっている。ただ、その時は経済成長で吸収できたが、いまはそれが出来ず、無理やり雇用しているからワーキングプアになり、雇用しきれないから失業率があがるのではないか?そのことから考えると新しい産業の勃興しかない。
 しかしなにがあるのか難しいが、エンジニアの仕事は今までどのように問題を解決するかということから、新しい産業を如何に生み出すか?に比重が変わっていかなければならないのでは?と最近いろいろな本をみて考えた。

修理のためのちょっとした小技(繊維強化)

  家庭でも職場でも手軽で丈夫で自由に形の作れるものが欲しくなります。色が自由ならいいですよね?以前バッグのプラスチック部分(昔なら金具でしたが)そこが破損しました。
 修理で固めて直したのですが、材料がエポキシ接着剤にティッシュペーパーです。このティッシュペーパー中に入れてまぜるとものすごく丈夫になります。絵の具で色も自由に出来るからなかなか便利ですよ。
 以前、外形検討用のワークが一つしかなくて、ロウでかたどりしてこの方法で作ったり、ちょっとした補強に使っています。

ユーザーの使われ方と信頼性

  今年は実に暑かった、愛用は3ウェイのバックなのだが、これを新調した。6千円という装備の割にはえらく安いものだったが、、、これが災いしたようだ。
 品質工学においてはユーザーの使い方これはかなりばらつくといって、実際にばらついている。私は暑いときは片側だけかけているのだが、その部分のプラスチック部分が壊れてしまった。これは本来両側で使うべきものが片側で使ったために想定の2倍+ねじれなどの力がかかったためであろう。しかし、そのようなばらつきに対しても充分検討しておかないと品質としては問題があるのだろう。まぁ自力で修理してつかうけど、やっぱりバックはブランドものじゃないとだめか?

テクノロジーの無駄遣い???

  昭和生まれの私には21世紀は輝かしいテクノロジーの世界だった。しかし、車は空を飛ばないし、有人宇宙船は月の向こうには行っていない。
 ただ、コンピュータはすごい進化をしている。要素技術も加工技術もすごい。
 豊かさとは無駄の許容なのか?米国のサーバーから見ているエロ動画とか、ものすごい精密なフィギュアとか、テクノロジーの無駄遣いのようなものが豊かさを感じさせる。

冗長設計とエンジニアリング

  信頼性設計の中で冗長設計というのがあります。システムを二重化したら片方が壊れたときにもう片方が働いて、動作に問題がないという設計です。
 コンピュータだとRAIDなんかがこれに当たりますね。
 しかし、現実としてこういうことは可能なのでしょうか?「ちゃんとやれ」「なんでできないんだ」とか言われることもあるし、技術者としてはがんばってなんとかクリアーしたいと思います。冗長なのは技術者としての美学に反するともいえるでしょう。
 しかし、自動車の運転みたいなもので、リスクが高ければやはり保険をかけることが大事でしょう。技術者としての美学をおいておいて、技術をマネジメントする、問題ないことをめざしながら万一を考えて、安全設計を行うようなことが大事でしょうね。

次の労働形態

  ものづくりにおいては雇用形態や、契約というのは非常に大事である。かつては製造ラインに携わることは非常に訓練が必要で、若いうちに企業に入って、企業内で訓練を行っていた。1980年代ぐらいまでは多くの企業が企業内訓練校を抱えて、中卒や高卒の人間を訓練し、長いと数年にわたって教育を行っていた。
 これは、一見簡単そうに見える、現場作業も実は高度な訓練が必要であるためである。このシステムはかなり長く有効で、1960年代から1980年代まで、有効なシステムであった。しかし、このシステムが崩壊(バブル崩壊とともに)したあと、苦しんで生み出したのが、現在問題になっている派遣や非正規社員のシステムであった。これは製造業や事務部門が長い改善の間で比較的簡単になってしまったためであろう。製造に携わるワーカーが改善要望や自分達の改善の結果「だれでも出来るライン」というのに近づいていったら、自分達の高度化が不要になったという皮肉な結果である。
 また、訓練を施そうにも、厳しいとパワハラ、自己研鑽を求めると、サービス残業などいろいろな困った問題がある。古い人に言わせると、コンビニもファミレスもなかった時代は、QCサークルとかで上司の家で奥さんの手料理で喜んで人が集まった時代もあったそうである。
 仕事が高度化せず、自己研鑽も要らない労働形態(=給料があがらない、人の移動が激しい)もリーマンショック以降なりたたなくなった。次はどのような形態がくるのだろうか?
 ただ、政治家は勘違いしているみたいだが、派遣を禁止したら80年前後のようなみな正社員で毎年給料が上がっていく時代がまたくる、なんていう勘違いをしているのではないか?
 そういうことはありえず、どのような雇用形態と製造ラインが今後死命を制すか?エンジニアとして考えていかなければいけないことである。

calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
sponsored links
参加ランキング
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村
selected entries
categories
archives
recent comment
  • 小説を書くための基礎メソッド(初級編) 〜見本となるのは?〜
    あろえ (01/01)
  • 結果を出す人」はノートに何を書いているのか
    美崎栄一郎 (09/02)
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM